みやま市瀬高のよしやま内科/一般内科診療・在宅医療・健康診断・各種検査

0944-62-6118 アクセス方法

よしやまブログ

恩師との思い出と6月のできごと

令和5年6月14日に恩師である久保保彦先生が亡くなられました。自分が大学での研修を終え、最初の出張病院先である大牟田市立病院の副院長でした。

自分たちより先輩の中では鬼久保と呼ばれていました。自分で務まるかと不安の中で赴いたのを今でも思い出します。しかしいざ赴任してみると厳しいながらも普段はにこやかにされ、知識だけでなく、医者としてのイロハを先輩医師と共に教わりました。今でもそうですが、医師国家試験に通ったら何でも出来るかと思ったら大間違いで、今まで得た知識だけでは人を診ることはできず、同じ病気でも人によって直し方は違う日々でした。

そんななか一番心に残っているのは「継続は力なり」です。その言葉のもと、日々の仕事以外に毎週、抄読会(しょうどくかい)なるものが行われていました。英語の医学論文の内容をサマリー、方法、結果、結論、結語をA3サイズ1枚に収めて内容を発表するスタイルです。消化器内科医5名で回すとほぼ1か月ごと順番が回ってきます。英語が得意な人間なら苦労はないかもしれませんが、英語が苦手なうえわからない単語が出てくるたびに医学英和辞典片手に悪戦苦闘していました。そのため久保先生の教え子は教授や准教授になった方も含め今も各地方で臨床医として活躍しています。

大牟田市立病院を退職された後は北九州の病院で若い先生と働くのが楽しいと話されていました。今度、お世話になった者で集い、昔のよもやま話に花を咲かせ献杯したいと思います。


今年は、24日土曜日に田植えをしました。今年も品種はつやおとめです。
雨が多いこの時期、東京からの助っ人のおかげでこの日は晴れて田植え日和。田植えを見るのもするのも初めてだそうですが田植え機の操作を習いながら上手に植えていかれました。

田植え写真

田植えは簡単に機械がしてくれるイメージですが、実際は田んぼの中は凸凹しておりまっすぐ植えていくのは至難の業です。自分は植えた後を見てこの列の間が広い、ここはくっつきすぎなど毎年反省ばかりです。
秋には稲刈りにもぜひ参加されてください。自分がかかわったと思うだけで食味がアップしますよ。

6月は、朝起きても雨で山に行く機会も減っています。そんなある朝、西の空に虹を見つけましたがなんかちょっと変?妙に低く丸さを感じない。

朝8時に見た虹の写真

調べてみたら虹のてっぺん部分の一部を見ているとの事で太陽の高度が高い日中に見られるのだそうですが、撮影したのは朝8時ごろ。今の時期、もう太陽は高かったのか?

PAGE TOP