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よしやまブログ

4月の出来事と、山で出会った花

4月は忙しい月です。昨年から柳川山門医師会高等看護学校の講義をしています。

新型コロナウイルスの影響か昨年から定員割れを起こしていますが、今年は25名の新入生があり昨年よりは改善が見られているようです。本校の特徴は高校、大学の看護学科と違い高卒以上の方が対象で、一度社会人を経験してから看護師を目指す方も多くみられており国家試験合格率は100%を続けています。

5月からは新型コロナウイルスも5類扱いとなり、季節性インフルエンザと同等の扱いになります。今後も看護師の需要は高いと思われますので来年は定員を満たすように志願者が増えればと思います。


夏野菜を植える時期ですが、今年は雨が多く自分の空いた時間と合わず作業が遅れていましたが、連休でやっと作業がひと段落しました。

4年ぐらい前から日本蜜蜂を飼っています。最近はテレビ番組にも取り上げられるようになりました。一般に養蜂される西洋ミツバチと違って元々居る在来種です。明治時代に輸入された西洋ミツバチは採蜜能力が高く飼育方法が確立しています。蜂蜜として販売されているのはほとんどが西洋ミツバチから採取したものです。

季節、花の種類によって蜜の味がちがいますが、日本ミツバチは百花蜜(多種の花から集めた蜂蜜)のためその土地の蜜源によって味が違うようです。里山では古来から飼われていたようですが、この日本ミツバチを手に入れるのが大変で、分蜂(新しい女王蜂が誕生し、古い女王蜂が働きバチとともに新しい場所に引っ越す)の時期に蜂に飛んできて巣箱に入ってもらうか、日本ミツバチを飼ってある方の所に飼育箱を置かせてもらい巣箱に入るなどが確実な方法です。
自然に入居する確率は1割にも満たないとか。そんななか日本ミツバチはキンリョウヘンの花に誘引されるため巣箱のそばに置くことで捕獲率があがるそうです。
2月のブログにキンリョウヘンのことを書いたのは、分蜂する時期にキンリョウヘンの花が咲くように調整する必要があるためです。一昨年の群は越冬できず、昨年は新しく捕獲もできなかったため、さみしい1年でしたが、今年は何とか1群捕獲することができました。そういった意味ではみやま市は自然に恵まれた地です、大切に飼育したいと思います。

今の時期、朝の登り始めは寒く感じますが、そのうち体もあったまってきます。
新緑の時期で何となく空気もおいしく感じます。足元にはちょっと可憐な花?が咲いています。

ギンリョウソウ

アプリで調べたらギンリョウソウだそうです。初夏の山に咲く花で葉緑体を持たないため白色をしているとの事です。

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