よしやまブログ
柳川山門高等看護学校の生徒さんへの講義と、手作りジャム
今年から柳川山門高等看護学校の生徒さんを教えることになりました。将来看護師を目指す人たちです。
15歳から54歳までの男女17名の新1年生。年齢がばらばらなのは社会人枠があり、再就職のためや、子育てが一段落して改めて勉強をしたい人たちも含まれています。
定員は40名なのですが、コロナウイルスの影響でしょうか?
危険な仕事のイメージのためか敬遠されているようで、昨年から定員割れを起こしています。
学生の中には介護士から医学的な知識を身に着けて看護師に転身する方もいます。来年はコロナも落ち着き以前のように多くの人が看護師を目指してくれることを願います。
担当は、人体の仕組みと働きのなかで人体の構成と細胞から見た人体。教科書に目を通すとまあ内容が難しいこと。
頭では理解しているようでも、改めて文章に直すと言葉が難しく思えます。これを、まったく医学的知識がない生徒にわかりやすく、かつとっつきやすくするのが自分の使命と思っています。
ただ場所、向きなどは独特の決まった表現があるので、わかりやすく表現しているつもりですが、うまく伝わっているか心配です。
時には症例も交えながら記憶に残るように、将来各論で病気を習う時に、「あの時に出てきた」などと思い出してくれたら講義をしたかいがあるものです。
家庭菜園もそうですが、手作りの方がいいと思う物の中にジャムがあります。
今の時期はイチゴジャムと甘夏柑のマーマレード。
市販で買うと水あめが多くて実は少なくて甘い、一方手作りのものは値段が高い。甘さを自分好みにできるメリットを考慮すれば手間はかかるけど手作りに限ります。
イチゴジャムは割と簡単ですが、マーマレードは結構大変です。
周りの厚皮は細く刻んで煮、えぐみを取る工程を3回繰り返します。その間に中の房の薄皮を取りますが、今年は見るに見かねた奥さんが薄皮を取るのを手伝ってくれたので助かりました。
途中でレモン果汁を加えあとはとろみがでて焦げ付かないようにかき回すのですが、最後の方は目が離せません。