よしやまブログ
冬の登山と畑の天地返し
今年は2月になっても厳しい寒さが続いています。インフルエンザの流行は去ったようですが普通の風邪とコロナは地味に続いています。新型コロナウイルスは感染症は2類から5類に引き下げられた以降も周期的な流行が見られています。一見、以前にくらべ重症化しないような印象ですが。昨年のコロナ関連の死亡数30,000人を超えているそうです。インフルエンザによる死亡数が1シーズン約10,000人と言われているので約3倍です。亡くなった方はほとんどが65歳以上の高齢者で、重症化すると5人に1人は亡くなっているそうです。
一方、ワクチン接種者では重症化する割合がかなり減るとの事です。今年は補助が出るものの、有料となったためコロナ予防接種者はかなり減りましたが、接種者は症状も軽く重症化した人は見られませんでした。予防接種の種類も6種類に増えそれぞれ特徴があるようですが、使いやすさからやはりファイザーの選択ばかりでした。来年度はその特徴から選択肢が増えそうです。
1月に行った冬の久住に魅了されたため、2月も2日に3人で釈迦岳へ、9日は4名で宝満山近くにある難所が滝に行きました。
釈迦岳(標高1230m)は福岡県で一番高い山で大分県との県境にあります。
久住よりも低いし、予想気温も氷点下にはならない予想だったので、それくらいなら普段の清水山と変わらんと勝手に思い込み清水山に行く恰好に、一応アイゼン持参でいざ行ってみると、登山口より前で道路が凍っておりスリップして登れず、車を脇に寄せて歩くことになりました。
車から降りた瞬間、寒さが清水山と違い慌てて合羽を着こみました。釈迦岳山頂までは残雪はあるものの登山靴で登ることができましたが、そこから御前岳に縦走始めたとこから様子が一変。人が通っていない分雪が踏み固められておらず、この前の久住より雪が深い状況に慌ててアイゼンを着けて歩きました。
写真はクリックで大きいものをご覧いただけます。
勾配がきついところもあり備え付けられた鎖を頼りにアップダウンを繰り返しましたが鎖を持つ手袋も防水ではない物しか持ってきておらず、途中でグショグショに濡れ悲惨な状況。下山した後、やっぱり「冬山はナメたらあかん」との教訓を得ました。
9日も寒さは続いており、8時半に登山口である一本松公園駐車場に着きましたが、駐車場はすでにほぼ満車状態。福岡市近郊にあるためか人気スポットの様です。コースも前半は整備されていましたが、徐々に雪が深くなりアイゼンを装着して前進。最後は岩だらけの所を慎重に進んで約1時間で難所が滝に到着することができました。高低差20mでしょうか、滝全体が凍って氷瀑状態に疲れも超えて感動状態。ただ場所が狭く写真を撮るのも順番待ち状態でした。まだ冬山1年目の初心者ですが、冬山の魅力と怖さを体験することができました。
天地返しをご存じですか(クレーンゲームの裏技ではありません)、普段耕作する表面の土と、その下の土を入れ替える作業です。これによって連作障害を回避し、排水性をよくする効果があり生産力の回復があるそうです。冬場の作業が少ない時期に運動もかねて行っています。
今年は新しい耕運機のおかげで表土をわきによける労力が減りました。そこから下の土を掘り返すのですが、表土の下には普段耕さない硬盤層と呼ばれる硬い層がありその下はまた柔らかい土が見られ、75cmある園芸用の支柱は根元まで差し込めます。
この冬は約1mの幅を天地返しできました。上に戻した下の部分の土に堆肥を入れて春の植え付け準備完了。今年はこの場所につる物を植えようかと思っています。